Q9. |
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SUPER OIL 21を添加して、1万Km走行後エレメントを見たらベチョベチョして詰まっているように見えるが?
A9. |
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(1) | SUPER OIL 21を添加すると、40度の状態では現在使用中のオイルの粘度(センチストークス)が約10%〜15%位上昇します。(粘度の増加率の上限は一般には+40%程度)そのために、添加直後は若干エレメントはベチョベチョしますが、詰まっているわけではありません。 しかし、1万Km走行辺りからオイルの粘度が下がってきて、現在使用中のオイルとほぼ同じ位の粘度になってきます。 この他に主にオーバーヒートなどでオイルが異常に劣化進行してベチョベチョした様に見える場合があります。このような原因がある場合はただちに、オイルとオイルエレメントの交換を行いSUPER OIL 21を投与し直して下さい。(”フラッシングコート”でフラッシングの併用をお薦めします。) |
(2) | 冬期のエンジン始動前にオイルを点検した際に、オイルが固まってしまっている様に見えることがありますが、これは多分に温度が原因での現象で常温でのオイルの固さの約5〜6倍固く見えます。(SUPER OIL 21を添加していないオイルはもっと固く見えます。)温度が原因での錯覚ですので、同一温度で比較をするか、分析をして確認する。(素人が粘度の判断は困難です。) |