Q8. |
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SUPER OIL 21を添加してから、エンジンオイルがサラサラして粘度が以前より低いようだが?
A8. |
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SUPER OIL 21を添加すると、40度の状態では現在使用中のオイルの粘度(センチストークス)が約10%〜15%位上昇します。(粘度の増加率の上限は一般には+40%程度)よって粘度が低く感じられるのは、その時の温度による錯覚と思われます。
また、走行時の油温は約100度になり、この時のSUPER OIL 21の添加による粘度上昇は0.4cstにしかならず、運転温度での変化はほとんどなく、むしろ粘度が多少でも上昇する事により油膜が厚くなり、良い方向になっています。
低温時(冬のエンジン始動時)においては粘度は低い方が良いのですが、これについてもSUPER OIL 21の中に流動点降下剤と云う成分が入っており、添加により現在使用の普通のエンジンオイルからさらに−10度位流動点を下げますので、寒冷地でのエンジン始動性もむしろ良くなります。
(1) SUPER OIL 21を添加して3〜4万Km以上走行してから、粘度が低くなる場合(感覚ではなく測定の結果間違いなく低下している場合)には、燃料の混入が原因と考えられます。 原因:
(イ) 噴射ノズルが不良で燃料が霧にならなく液体として始動時にエンジン内に入りこれがオイルに混入する。(大型ディーゼル車のみ) (ロ) 燃料噴射ポンプの部分よりオイルの中に混入する。
対応策8
(a)(イ)の場合には潤滑トラブルではなく、機械的なトラブルですので、点検修理依頼して下さい。