Q7. |
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SUPER OIL 21を添加してから、 白い煙が多く出るようになったが?
A7. |
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白煙が出ると云うことは、エンジンオイルが燃焼室に入り込み燃えていると云うことですから以下のことが考えられます。
(1) エンジンに寿命が来てピストンとシリンダーの間がすり減ってかなりの隙間ができている(SUPER OIL 21が形成する特殊化学皮膜で埋め切れないほど)と云うことなので、SUPER OIL 21を添加したから云々と言う以前の問題です。
かりに、SUPER OIL 21を入れるまでは異常がなく、入れてからすぐ(1〜2ヶ月または5千〜1万Km)になった場合でも、SUPER OIL 21の清浄分散剤の効果でピストンやシリンダーに付着していた汚れを取ったために、隙間が大きくなってしまう等、一見SUPER OIL 21が原因でなったように見えますが、これ等も今までこの汚れで隙間が偶然きれいに埋まっていたものが本来のエンジンの状態になったと言う事で、成り行き上の責任は感じますが、技術的な観点からはSUPER OIL 21の責任でないのは明らかです。この様な入れた直後のトラブルは過去に2〜3例ありましたが、すべての車に以前から白煙が出る兆候が出ており、(オイル交換直後や常にオイル減りが多い等)比較的、高走行距離または高年式車の車でした。
(2) オイルの量が多く余分なオイルが燃焼室に入って燃えている。
対応策7
(a) | (1)の場合、エンジンをオーバーホールするか、部品交換する。または下取り、廃車にした方が良いかと思われます。 |
(b) | (2)の場合、オイルを抜き取って適量にする。 |