Q1. |
![]() |
SUPER OIL 21を添加してから、補給油が多くなったみたいだが?
A1. |
![]() |
補給油の問題に関しては、基本的にその車自体の慣らし運転状態、運転状況、使用状況等の条件により、車両ごとにかなりのバラツキがありますので一概に言えませんが、まずオイルは必ず減るということを認識してください。問題はその程度であります。
下記に主なその事例をあげます。(対応策の最後に平均的なオイル減り量を記載)
対応策1
(a) | 基本的に、(1)〜(5)とも同様のことですが、SUPER OIL 21を添加すると、初回に添加した時から1〜2万Km走行するまではSUPEROIL 21による特殊油膜が完全には形成されないので、補給率は現状と余り変わりませんが、その後の走行から又は繰り返し使用により、特殊油膜によるシリンダーとピストンの密閉率が高まりオイルが燃焼室に入り込まなくなってきますので、自然と補給油が減少してきます。 どうしても、この間のオイルの減りが気になるという場合は、SUPER OIL 21を添加率を2割程度追加して下さい。(大型トラックで約1L、普通乗用車で0.2L) また補給油は少なくとも2週間に1回はオイルゲージで油量を確認して補給の必要な場合は補給して下さい。補給油はこまめにすればするほど補給量はトータルでは必ず少なくすみます。 特に大型トラックの場合、補給油をまったく実施しない場合、1万Km走行以後はオイルの減少が約3倍の速度で減少していきますのでよく注意して下さい。
|
||||||||||||
(b) | インテークパイプからエンジン上部につながっているゴムパイプをはずして点検して、もしオイルがついているような時はエアーエレメントを新品に交換するなどの対策をして下さい。これによってほとんどの場合はこの部分からのオイル減りはなくなりますが、それでも吸い込みが直らない時はSUPER OIL 21を含めたオイル自体とは関係なく、エンジンなどの構造上の問題ですのでディーラーなどに点検修理を依頼して下さい。 また、定期的にエアーフィルターの清掃(1〜2ヶ月ごと)または交換を実施することは、オイル減りの問題のほか、燃費や排気ガスなどにも大きな影響がありますので確実に実施されることをご指導下さい。 ピストンとシリンダーの摩耗を防止するためにオイルが塗られ、余分なオイルはピストンリングでかき取り元に戻します。かき残ったオイルは燃焼室に入り、その分だけオイルは減ってきます。ですからオイル減りは多過ぎても少な過ぎてもよくない訳です。 平均的なオイル減り量(10000Km走行あたりのオイル減り量)
この範囲に入っている場合は特に異常ではありません。(但し、漏れやフィルターの目詰まり等がない場合) |