![]() | 主に東海地方(愛知・岐阜・三重)で製造・消費されている醤油の一種です。 |
芋慶のたまり醤油 |
芋慶のたまり醤油
こいくち醤油との大きな違いは原料にあります。
こいくち醤油は大豆と小麦が半々ですが、たまり醤油は大豆のみで製造します。 そのため他の醤油に比べ、うまみ成分が多く味が濃いです。しかも当社の製品は、天然醸造で熟成期間を一年から一年半とゆっくりとるため、まろやかでうま味のあるたまり醤油になります。
文献に醤油の文字が登場するのは室町時代ですが、それより数百年前の平安時代には醤油のルーツといわれる「醤(ひしお)」がつくられていたようです。
ひしおは、当時の塩蔵発酵食品の総称で、草びしお、肉びしお、穀びしおの三種類に分かれていました。穀びしおが醤油のようなものだと言われています。
溜(たまり)と呼ばれる調味料が現れるのは、鎌倉時代になってからです。
たまり醤油はこうしてつくられます。
1. 大豆を蒸す。 2. 種麹(麹菌)を混ぜる。 3. 麹室で麹を作る。(製麹) 4. 麹と塩水を混ぜる。 (仕込) 5. タンクで発酵・熟成させる。(もろみ) 6. もろみを搾る。(圧搾) 7. 加熱して色・香・味を整える。 (火入れ) 8. 製品として容器に詰める。
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醤油には大腸菌などを短時間で死滅させる殺菌力があります。 これは酸類と塩分などがともに働き合うからです。
古くからある生鮮食品の醤油漬けは、こうした性質を生かした”生活の知恵” と言えます。
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